『半分のぼった黄色い太陽』

半分のぼった黄色い太陽
この本について書くことは難しいです!
『半分のぼった黄色い太陽』はアフリカの内戦を、国内のアフリカ人からの目線で書き、激しい戦争に翻弄される家族の運命を追った長編小説なのです。
しかし、こう書くと、非常に表面的な特徴しか捉えていません。アフリカを代表するナイジェリアが、旧宗主国である英国の謀略によって翻弄されていたことや、ナイジェリアには幾多もの民族が住んでいて、言葉も異にしていたことや、ビアフラ戦争という惨たらしい内戦があったことや、内戦によって生じた難民の生活が厳しく栄養失調や飢餓で亡くなった人が多かったことは、歴史としても全く知らなかったことです。「こんなにひどいことが起きていたのに知らなかった」という感情がまず発生します。
しかし、実際にこの作家の凄さは、そんな歴史的、表面的なところにはありません。読者は激変する時代に生きる双子の姉妹や、彼女たちの恋、家族といったことが中心に描かれていて、まったく馴染みのないナイジェリアのイボ族が身近に感じられて一緒に内戦を生きることになります。
がっつりと500ページ、2段組、小さな文字の超長編も読み急いでしまいます。
『半分のぼった黄色い太陽』からの名言

ビアフラ戦争を描いた本はこれまで何冊も書かれているが、半世紀前にアフリカ大陸で起きたこの戦争を、アフリカ人の目線からアフリカ人の若い作家が書いたことは画期的といえるだろう。(訳者あとがき)

今日の一言
ナイジェリアに行きたくなった。映画を見たくなった。たぶん、映画はがっかりするだろうな。

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