『説得とヤル気の科学』


動機づけや説得するための心理学、行動科学テクニックをなんと140個も紹介しています。1冊で140もの「ストラテジー」が紹介されているので、とてもお得感があります。とはいえ、140ものストラテジー一度に頭には入りません・・・食べ放題のレストランの食事がそれほど美味しく感じられないのと同じです。
しかし、少量つまむ分には食傷にならずに美味しい。今後読み直すことになりそうなヒントが沢山ありました。いくつかのつまみ食いネタを紹介しましょう。

人を動かしたいときには、動詞ではなく名詞を使って集団への帰属意識をかき立てる。(ストラテジー2)
ある事物を爆発的に広めるためには、それを伝えようとする際に、強い情動反応を引き出す内容や魅力的な物語を利用する。同時に、当事者の熱意を伝えるようにする。(ストラテジー10)
人に頼みごとをしたいときには、事前にその頼み事に関連するペルソナを呼び起こしておく。(ストラテジー31)
新しいものを試してもらいたい場合は、相手が明るい気分のときを選ぶ。あるいは楽しいビデオを見せるなどして明るい気分にさせる。(ストラテジー61)
新しいものを試すのではなく、いつもどおりのものを選択してほしい場合には、「喪失への恐怖」をかき立てるメッセージを使う。(ストラテジー64)
メタファーは質問の枠組みとなり、解決策や結果に影響を及ぼすので、人に状況を説明するときはメタファーを慎重に選ぶ。(ストラテジー128)

これらのストラテジーもいくつかの原則に分類することができます。それは以下の5つ。

  • 帰属意識
  • 習慣
  • 物語の力
  • アメとムチ
  • 本能

製品のデザインや、セールス、マネジメントにも使えるネタが沢山あるので参考にしてみては?
『説得とヤル気の科学』からの名言

意思決定や言動を左右するペルソナの影響力は非常に大きいので、人を動かしたいときに相手の既存のペルソナを呼び起こすと効果的です。

気づいたこと
沢山言いすぎるのは、心理的に難しく聞こえる
今日の一言
一部の人しか知らないことを科学的に検証するのが心理学者

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