和製イノジレ ~新しい市場のつくりかた~
今年最初のエントリーは『新しい市場のつくりかた』という本です。人生初、電子書籍で購入して読みました。
ちょうど、年末年始で自分や妻の実家に行き、スキーにも行ったのですが、Kindle Fire HDでネットとメール、そして本を読むには便利ですね。バックライト付きの液晶なので、夜寝る前に数ページ読むときも、すっと取り出して読めますし、旅先でも付箋やメモをすぐに取れるのは有り難いです。
さて、肝心の本の内容は…
これ、名言多いです。(なので、kindleのブックマークやハイライトは超便利!)ものづくりに偏っている日本の産業にとって、市場を、つまり需要をつくりだすことの重要性を説いています。
特に、日本初の事例が多く、この手の本が挙げるようなアメリカ企業の事例ではちょっと、という方には非常に馴染み易い内容になっています。和製『イノベーションのジレンマ』とも言える名著です。
この本で、協調されているのは技術以外に必要な「問題」、「環境」、「認知」の開発です。
『新しい市場のつくりかた』からの名言
窓口下えを磨くのではなく、問いた泣てること、それは、いわば優等生から教師の側に立場を変えることです。
歴史的にはほんの一時期にすぎない安定期が、自分の会社員としての人生のほとんどである人が組織の上層部にたくさんいるとどうなるでしょうか。それが一時期のある時期の状態であることさえわからなくなってしまうのです。しかし、それはただの錯覚にすぎません。
気づいたこと
「イノベーション」という言葉をほとんど使わずに、イノベーションを語ることはできる。
今日の一言
文化開発をするには文化的なレベルを上げねば・・・
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