イノベーションのジレンマ


ブログを再開することにしました。
読んだ本を個人的に忘れないために、そしてこの時代の変換点において上手に変革するための良書を紹介していくコンセプトに絞って書いていきます。
最初に紹介したい本は、だいぶん前に出た、すでに古典とも言えるクリステンセンの『イノベーションのジレンマ』。「技術革新が巨大企業を滅ぼす」という逆説は、当時技術革新だけを目標に日々研究開発に勤しんでいた私にとって大きな衝撃でした。この本のテーマは「優良な企業が合理的な判断を続けることで衰退する」という衝撃的なもの。また、技術だけを追求することでは足元をすくわれるのではないか、と私自身のキャリアについても大きく考えさせられた本でした。“Life is beautiful”の中で、中島聡さんも、この本をきっかけにエンジニアは辞めてしまうかも、と言っています。

一般に成功体験が足かせになると言われてますが、これを噛み砕いたイノベーションのジレンマに関する原則は以下の5つ:
原則1:企業は顧客と投資家に資源を依存している
原則2:小規模な市場では大企業の成長ニーズを解決できない
原則3:存在しない市場は分析できない
原則4:組織の能力は無能力の決定的要因になる
原則5:技術の供給は市場の需要と等しいとは限らない

『イノベーションのジレンマ』からの名言

存在しない市場は分析できない。企業と顧客がともに市場を見出す必要がある。破壊的技術の用途となる市場は、開発の時点では単にわからないのではなく、知り得ない。したがって、破壊的イノベーションに直面したときにマネージャーが打ち出す戦略と計画は、実行するための計画というより、学習し、発見するための計画であるべきだ。市場の将来はわかっていると思い込んでいるマネージャーと、発展中の市場の不透明性を認識しているマネージャーとでは、計画や投資のしかたがまったく異なるため、このことは理解しておくべき重要なポイントである。

気づいたこと
不断の努力を重ねて改善を重ねることは確かに良いことだけど、お客さんはその技術や改良点を必ずしも理解できるとは限らない。

今日の一言
クリステンセンもこの本が成功しすぎて、「イノベーションの○○」から脱却
できないかも…

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4 Responses to イノベーションのジレンマ

  1. […] ;ですから今後、どのように頭を使うべきか指南してくれる本です。 そして、「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションへの解」など一連の本のまとめになっています。という […]

  2. […] 事例が多く、この手の本が挙げるようなアメリカ企業の事例ではちょっと、という方には非常に馴染み易い内容になっています。和製『イノベーションのジレンマ』とも言える名著です。 […]

  3. […] もちろん、「最終解」、そして「初代イノジレ」はいずれも名著中の名著だと思っています。 […]

  4. […] 「イノジレ」古いですか? 読めば決して古くない事を改めて気づかせてくれます。 約20年前に発表された『イノベーションのジレンマ』のエッセンス、そしてその後の理論の発展、医療業界への応用が詰め込まれたお値打ち本です。 最後はもちろん『イノベーション・オブ・ライフ』。クリステンセンに、そしてイノベーション理論に急速キャッチアップしたい人は読む価値ありますよ。 『C.クリステンセン経営論』からの名言 […]

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