もしシブ『渋沢栄一の経営教室 Sクラス』
いまさら知りたい渋沢栄一。案外知られていない日本を代表するシリアルアントレプレナー。
期待せずに読んでみると、ビジネス書とは大きく異なるタイムスリップ系の物語になっていました。
事実がどうだったのか、あまり細かい事が気にせずどんどん読み進めてしまいましょう。
サブタイトルをつけるとしたら、「もし高校の苦学生が渋沢栄一に師事したら」 。
経営から思想や社会貢献が乖離している現代に、改めて企業が果たすべき役割と事業が成立するための条件をわかりやすく理解するためのストーリーですね。中学生や高校生の時に読んでおくとよいかもしれません。
例えば、事業設計上の条件を渋沢栄一は以下のようにまとめています:
- その事業は、果たして成り立つものかどうかを探究すること
- 個人の利益になると共に、国家社会の利益にもなる事業かどうかを知ること
- その事業が「時機」に適合しているかどうかを判断すること
- 事業が成立したとき、その経営者に適当な人物がいるかどうかを考えること
『Sクラス』からの名言
多くの人にとって、良いことは役に立つことは、きっと根付く。時間がかかっても粘り強くやれば、根付く。
気づいたこと
ストーリは強力
今日の一言
今は幕末か?
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『ビジネスモデル全史』
『経営企画部が日本企業をダメにする』