シリコンバレーとは同じだけど、MIT式の『ビジネス・クリエーション!』
そうです。これはシリコンバレーではなく、MIT式なのです。
MITの卒業生はこれまで900社を設立してきたそうです。また、毎年20~30社がMITで開発された技術をベースに起業しているということで、MITにはビジネスをつくるためのノウハウがあるに違いありません。この本では「エコシステム」と呼んでいますが、身近に相談できる人や、事例があるのも強いです。そうしたエコシステムから作業ステップを抜き出した結果がこの本ということになります。
24のステップをすべて挙げると長くなるので、6つのカテゴリを紹介しましょう。
- 顧客は誰か?
- 顧客のために何ができるか?
- 顧客はどうやって製品を手に入れるか?
- 製品からどうやって収益をあげるか?
- どのように製品を設計するべきか?
- どのように事業を拡大するか?
ジョブの考え方が含まれていて、網羅性、納得感ともに高いです。
「どのように事業を拡大するか?」が含まれているのは特徴があります。単に一つのビジネスを立ち上げるというよりは、一つのテクノロジー製品から事業を、会社を大きくさせる道筋がわかる一冊です。
『ビジネス・クリエーション!』からの名言
新規事業の場合は、ビジネスモデルの選択肢がたくさんあります。顧客基盤を確立した後にビジネスモデルを変えるのは非常に難しいので、同じ業界に参入済みの起業より有利でもあります。
気づいたこと
MITも頑張ってますね。
今日の一言
プロダクトはコンセプトより強い。
テクニック | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
マインド | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
革新度 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
『人と企業はどこで間違えるのか?』
『成功するイノベーションはなにが違うのか?』