「死ぬのが怖い」とはどういうことか』
「死生観」という言葉がありますが、案外ストレートに死生観を論じた本は少ないものです。
「死」とは何か、「生」とは?「怖い」とはどんな感情なのか?「感情とはそもそも何か?」こんな疑問を持ったことのある人なら読んでみてはどうでしょう。脳科学、進化生物学、ロボット工学、哲学、宗教などを総動員してシステム的に考えるアプローチは何しろ「考える」参考になります。著者に会ったりすると2割増し、いや5割増しの評価になったりしますが、今回はそのままでもおススメです。死ぬことが怖くない人にもおススメ。死や人生に対する深ーい洞察が得られること間違いなし。
ちなみに、死が怖くなくなる考え方は以下の7通り。
- 心は幻想だと理解する
- すぐ死ぬこととあとで死ぬことの違いを考える
- 自分の小ささを客観視する
- 主観時間は幻想だと理解する
- 自己とは定義の結果だと理解する
- 幸福学研究からのアプローチ
- リラクゼーションと東洋思想からのアプローチ
『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』からの名言
では、感情は何のためにあるのかというと、一般に、それを他人に伝えることによってコミュニケーションを高度化するためだろうと言われている。
気づいたこと
感情にも目的があり、死にも目的がある。
今日の一言
死んだら死ぬ。
テクニック | |
---|---|
マインド | |
革新度 | |
『利益や売上げばかり考える人は、なぜ失敗してしまうのか』
すべては「先送り」でうまくいく