2013年のベスト経営書

ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2013が発表されました。
まだ一年を振り返るのは早いですが、こちらでもなかなかの良書が紹介されています。

特徴は1位が『経営戦略全史』3位が『世界の経営学者は…』と、経営学を俯瞰し、その関係を説き明かした本がランキングしたことです。これまで言われてきた色々な戦略論がどういう関係にあるのか、今の時代に合わせて考えるにはどうしたらいいかという悩みが根底にあるのではないでしょうか。

さらに特筆すべきはクリステンセンの『イノベーション・オブ・ライフ』が8位に入賞していることでしょう!経営学ど真ん中ではないですし、利益の話はしてません。幸せを獲得するための戦略書とでも言いましょうか。そんな本が上位に来ているということは、ビジネスが人に近づいていることと、従来のビジネスマインドだけでは幸せになれないことを多くの人が気づいていることの証ではないかと思います。

クリステンセンの全集的『経営論』も13位です。来年はますます注目度アップになると思います。そろそろ気運を高めて日本に呼びたい!

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