ガイドブック『シリコンバレー 最強の仕組み』

シリコンバレー 最強の仕組み 
住んでいたけれど、ここまで知らなかった!
今までのどの本よりも詳しいイノベーションの本場ガイド。おのぼりさん的レストランまで書いています。
「ほとんどの人が何もしていない」ワシントン(笑)からシリコンバレーに移住した女性の物語でもあるのですが、政府内で官僚と仕事をしてきたところからの対比がこの本を面白くしています。
しかもイノベーションや起業については、ドがつくほどの素人なので、超基本的なことから説明されています。(優しい!)
ベンチャーキャピタルとはどんな人たちなのか、今さら聞きにくかったりするかも知れませんので、重宝するかもです。

起業家と官僚ではものの考え方がこれ以上ないほど違う。エンジェル投資家が普通は企業を成功させた者で、可能性があると見込んだ起業家の卵を支援して助言とコネをあたえるのに対し、官僚は多くの場合有用なコネをもたず、最小限しか出資せず(たとえば個人として投資しない)、産業界での経験もないに等しい。

シリコンバレーのベンチャーはどのようにして大きくなったのか?スタンフォード大の役割は?起業家の生活は?どんな夢を持って人はこの地を音連れるのか?ここまでシリコンバレーの秘密を紐解いた本を見たことありません。
シリコンバレーの仕組みは有名な日本人ベンチャーキャピタリストである伊佐山さんによると、『「失敗を受け入れる文化」「リスクを引き受ける投資家」「産業と強く結びついた大学(教育)」、この3つがうまく連携・循環していることが、多くのヒトとカネをひきつけ 、イノベーションを生む仕組みの核になっている』。

シリコンバレーの歴史も紹介されているが、このエコシステムは数年でできたわけではありません。古くはゴールドラッシュのあった

何よりも、これは組織を超えた連携や人と人のつながりという非常にソフトなもので出来上がっていることが最も重要な点だと思います。ここで書かれている「文化」「人」「連携」や「つながり」というのは目に見えません。こうした目に見えないものに対して、人が信じて仕事をしたり、出資したり、応援したりする時代は日本でも早く訪れて欲しいものです。

『シリコンバレー 最強の仕組み』からの名言

結局のところ、シリコンバレーとは地域であると同時に文化のことでもあるのだ。

気づいたこと
長期でモノゴトを考えられる人が、案外短期的に大成功している。
今日の一言
ベイエリア

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