『新しい火の創造』


巷で話題になっているエネルギー本。エイモリー・ロビンスという著名な研究者が新たなエネルギー政策を語っています。小泉元総理もこの本を根拠に脱原発を打ち立てていますね。
人類が火を発明したことで文明が生まれた一方で、そのエネルギー消費により、環境が破壊されている。化石燃料から離れるとともに、原子力も使わないならまるで新たな「火」を発明したことになります。タイトルはこの本に示された処方箋、つまり「火」を再度行えば次の文明のフェーズに移れると訴えます。
データで具体的に改善策を見たい人はおススメです。
具体策を緻密に示し、データも多数あります。つまり、夢物語ではなく、小さな改善の積み上げを行うことができれば、エネルギー不足から解消され、再生可能なエネルギーへのシフトができるのです。

例えば、自家用車。使われるエネルギーのうち、ドライバーを運ぶのに使われるのはわずか0.5%未満。大半はアイドリングやエアコン、照明など別の用途に使用されています。空気抵抗や摩擦によっても相当が失われて、実際の移動には5%しか使われていません。

運輸(自動車、航空機)、建物・建築、工業、電力という各業界でできる努力が名人されていますので、関連業界の方は必読ですね。その辺のシンクタンクレポートよりはるかにリアリティも緻密さもあるので、コストパフォーマンスもグッド!

『新しい火の創造』からの名言

人間活動全体の約78%は、太古の沼地にあったものが腐った残渣を掘り出し、燃やすことでそのエネルギーを得ることだ。

気づいたこと
リアルすぎるとつまらない・・・
今日の一言
これを読んで理解できる人ばかりなら、こうなる

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