『エピジェネティクス 操られる遺伝子』


昔から人は「氏か育ちか」と、人は後天的な影響と先天的な影響のうち、どちらが支配的なのかを気にしてきました。
ところが、最近は先天性を意味するはずの「遺伝子」も後天的な働き方をすることがわかってきました。それが「エピジェネティクス」。原題を直訳すれば『遺伝に関する究極の謎』。
このエピジェネティクスに関して、最近流行りのiPS細胞をはじめ、幅広く影響していることが分かってきています。
私たちの生活に密着している例としては、子供に当える栄養が大人になってからの体質にも影響を与えること、そして育て方やストレスが遺伝子の働き方に作用することなどが紹介されています。出産前に読んでおくと、育児にも役立つかも知れません。その捉えにくいエピジェネティクスを多くの事例とともに解説してくれる本です。
『エピジェネティクス操られる遺伝子』からの名言

ヒトの発生は接合子(受精卵)が人間になるプロセスであって、あらかじめ潜在的に存在していた人間が顕在化していくプロセスではない、ということだけだ。人間性というのは程度の問題であって、絶対的なものではないのだ。胚が人間になるまでの各過程をどう扱うかを決定するのは、社会全体の責任である。

気づいたこと
バイオ的に人間を分析しても、社会学的に知っていたことが確認されるだけ。
今日の一言
いくつになっても変われる。

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