『フォントのふしぎ』
注文してから6カ月もかかって我が家に辿り着きました。Amazonから何度もメールが来てましたが、諦めずに待った甲斐がありました。
この不思議な本のコンセプトは非常にシンプルで、色々な書体を「目で見て」味わうというもの。
世界的な書体デザインコンテストでグランプリを受賞したこともある方が、日常目に飛び込んでくるフォントのバラエティを写真とともに紹介してくれます。このバラエティは実に豊かで、美しくデザインされた多様な看板やポスター、商標がたくさんあります。
あまり薀蓄はなく、むしろ小林さんがデザインしたフォントが嫌味のない形で宣伝さえされています。この本を読めば、ちょっとした資料をつくるときもフォントを真剣に選ぶようになりそうです。
『フォントのふしぎ』からの名言
コンピューターを使うほどの大人になれば、いや大人でなくたって小学生の高学年くらいになれば、それまでの経験で、「こういう場面では普通はこうだよね」というのがだいたいわかっている。言い換えれば、デザインの知識や経験がそんなになくても、見た目の判断だけでフォントの使い道がわかるんだってことです。これって結構大事なこと。
今日の一言
garbage in, garbage out の逆。良質・大量のインプットが良質なアウトプットを生む。
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芥川賞『火花』