『三島由紀夫 ふたつの謎』

久々の投稿。生きてます。
久々の三島関連。面白い。

さて、三島由紀夫に関する大きな謎が二つあると言いますが、何と何なのか?

1つは明白で、自殺、というより自衛隊駐屯地でのクーデーター未遂による切腹ですね。

もう一つは、著者によると「豊饒の海」の終わり方がしょぼいというのです。

???

そうは思わないけどね。

という、自分が勝手に持った疑問に対する、自分が勝手に解説した本だというと元も子もないですが、まとめるとそんな感じ。

でも、面白い。というのが、芸術の本質かもしれません。

『三島由紀夫 ふたつの謎』からの名言

三島は早熟でデビューも早かったが四十五歳で死んでいるので、作家としての活動期間は長くはない。それなのに、彼の作品は全集四十巻分にもなる。これはあまりにも膨大である。ほぼ毎日、勤勉に、実直に書き続けなくては、これだけの量にはならない。

今日の一言

謎を立てるのも解くのも、人間の営み

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