『脳はどこまでコントロールできるか?』マジ知りたい
最近テレビによく出ている中野信子さんの本、読んでみました。
知りませんでしたが、IQトップ集団のMENSA会員なんですね。
その中野さんが脳を解説してくれます。自分の脳のこと。具体的には脳のコントロールの仕方。
まずは「妄想」だそうです。妄想できれば、いろいろなことができちゃうので、妄想って力になりますね。でも大人になると、ブレーキをかけてしまって妄想ができなくなるらしい。脳科学的にも、大人になる回路は後から発達するみたいです。
他にも、脳が感じる錯覚にも注意です。同調圧力や報酬系によるバイアスもたくさんあるので注意です。
錯覚といえば、「恋」はすべからく錯覚だそうです。種の保存に必要な脳回路なんですね。恋に落ちると脳がおかしくなる感じがしますが、そうなんだと思います。
個人的にはセロトニンに興味あります。リスクの感じ方や、うつ病の原因になったりと、大事な脳内物質ですが、トリプトファンを摂るとよいみたいです。しかし、日本人の65%はセロトニン・トランスポーターがSS型という社会不安を感じやすいタイプということで、それも限界があるかもしれません。
しかし、脳をコントロールすることができれば、ラクに楽しく生きることができるそうなので、おススメの一冊です。
『 脳はどこまでコントロールできるか?』からの名言
本書でご紹介したかったのは、この扱いが面倒な「脳」をどのようにコントロールしたら、もっとラクに、もっと楽しく、よりよく生をまっとうできるか、ということでした。
今日の一言
脳も器官なので、使いこなさないとね。運動神経ならぬ脳神経っていうイメージ。しかし、それをコントロールしているのは誰?
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『性的人間』だって
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