すべては「先送り」でうまくいく
この本の主題は直感と熟慮、短期的評価と長期的評価について。若干タイトルの「先送り」というのとは違いますが、直感で決めてしまうよりは、冷静に判断した方がよいし、短期的な評価よりは長期的な影響から答えを出した方が、結果的にも成功するというお話。
というと、身も蓋もないのですが、このようなことは意外なところにも及んでいます。ポストイットに代表されるイノベーションも10年もの歳月を経て、多くの辛抱の結果、生まれたものです。「長い目で見てやって」はじめて実現したことがいくつか紹介されています。
正直、話があっちこっち飛んでいるような印象を受けるので、気の長い人以外は読まない方が良いかも知れません。長い目で見れる人にはおススメです。
『すべては「先送り」でうまくいく』からの名言
また、8年生[訳注目本では中学2年生にあたる]を対象とした調査では、平均成績を判定するにあたって、IQよりも割引率のほうが2倍も正確だということがわかった。
気づいたこと
良いものはじんわり効く
今日の一言
直感的に長期的な判断をしてやる
テクニック | |
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マインド | |
革新度 | |
「死ぬのが怖い」とはどういうことか』
2013年上半期ランキング