天職を探せ!『SHOE DOG』

2017年ベストな一冊は12月にやってきました。
書店もベタ推しのナイキ創業者ストーリーは、読み応えありまくり。
起業家とは、かくあるべきというありがちな事例には収まらない、かつ、収まらないからこそ、こうありたいというフィル・ナイト。
伝説のオニヅカ・タイガーの輸入から始めたビジネスが、成長しか許されない中で、それをやり抜き、今のブランドを築き上げた。それだけの話なんですが、ブランドとは何なのか、単にロゴや名前を超えた魂が込められていて熱くなります。熱くなります。走りたくなります。ナイキ、好きになります。

パッションが大事だとか、言うのが恥ずかしくなります。本当に大切なんですけど、パッション。その理想を共に目指すガチな仲間も。起業の「コツ」なんてものは、そんなものかもしれませんが、それを見事に体現したストーリーは終わりなきローラーコースターで、一気に読んでしまいました。シュードック。
「シュードック」というのは、靴職人を指す言葉ですが、犬に喩えているのは人間離れしているから。ランニングと靴を極めることだけを考えてナイトはナイキを成功させました。しかも極めようとするから、キワモノが集まるわけです。なんとも素晴らしいストーリーではないでしょうか。

自叙伝として語られたこの本は、日本人には必読ですね。なぜならオニヅカだけでなく、日本人とも相当な関わりを持ってナイキが今の位置にたどり着いていることに気づきます。当時はベンチャーキャピタルも、オープンイノベーションもない時代です。無理やりな資金調達をしたり、日本企業に飛び込んだり、シュードッグでなければできません。

とにかく、何かのドックになりたくなる1冊です。

『SHOE DOG』からの名言

シューズの販売はなぜそれらと違ったのだろうか。セールスではなかったからだ。私は走ることを信じていた。みんなが毎日数マイル走れば、世の中はもっと良くなると思っていたし、このシューズを履けば走りはもっと良くなると思っていた。この私の信念を理解してくれた人たちが、この思いを共有したいと思ったのだ。信念だ。信念こそは揺るがない。

今日の一言身体からの叫びに素直になろう。

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One Response to 天職を探せ!『SHOE DOG』

  1. […] 『SHOE DOG 』です。ダントツで2017年ベストです。 […]