戦略とは何か?に答える『企業参謀』


帯に書いてあってびっくりしました。これは大前さんが30歳のときに書いたものです。それは1975年のことなのにもかかわらず、まったく古びていません。この40年近く前の経済情勢を見て、先進国は成熟しているため多くの問題があることを予見しています。そしてその「本質的な」変化は6つ。

  1. 低成長の永続
  2. 市場の成熟に伴う硬直化
  3. 経営資源の偏り
  4. 国際情勢の店頭
  5. インフレの不可逆的進行
  6. 生産性の頭打ち

いまでもそのまんまですよ。このまま使えます。

また、何よりも、副題にある「戦略的思考とは何か」という切り口が未だに新鮮。「戦略」という言葉を普段から使っているものの、「戦略とは何か?」と問われれば、答えに困ってしまうと思います。それを徹底的に書き記した本です。「戦略」を考えようとしている人にはおススメの本です。

『企業参謀』からの名言

既存の事業領域の定義のなかで、コストダウンをしたり、改良設計を行っていることだけが事業計画、と思っているような人は、もはや形骸化した大企業の一官僚にすぎない。

気づいたこと
「戦略」というのは、「非線形」で「不可逆」な成果を生みだすようなもの。

今日の一言
既存の枠を外しながらも、知識を総動員。

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