『ノーラン・ライアンのピッチャーズバイブル』

恐らく史上最強のピッチャーによる長期間第一線でパフォーマンスを出し続けるための「バイブル」。

何人、いや何十人ものプロのピッチャーが参考にしていると言われていますが、ピッチャー以外にきっと読まれているはずです。なぜなら、アスリートであろうとなかろうと、ただ瞬間風速的に勝つことと、勝ち続けることは違うからではないでしょうか。

しかも、勝ち続けた人というはそうそう多くないですし、知恵というのはそんなに簡単に取り出せるわけではないからです。

したがって本の内容は、メンタル、休養、食事、筋トレ、ストレッチ、ルーチン、マインド。1日の過ごし方も1年の過ごし方も。超一流から学ぶことは多すぎます。

『ピッチャーズバイブル』からの名言

運動選手にかぎらず、人間は心にハリを失ったらおしまいだ。

今日の一言

本物の超一流から学べる機会は少ない

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『遅考術』

頭の回転がよく、ポンポン答えを出す人が「賢い」と思いがちですが、そういう「思考の罠」について書いた本。というより、「思考の罠」に気づかせたり、矯正を手伝う本だと思った方がいいかもしれません。

脳にはバイアスが沢山あって、賢い人ほどこういうバイアスを自覚しながらゆっくり考えます。だから、①思考の間違いを回避する②よりよい思考を生み出す、ことができると言います。

いわゆるファスト・アンド・スローという早い思考と遅い思考の考え方を平易に、そして役立てるように丁寧に説明してくれます。フェイクニュースに騙されにくくなったり、陰謀論などにハマりにくくなったり、詐欺に騙されにくくなるための知恵のように書かれていますが、それでだけではなく、何かを成し遂げるためには必要な考え方なので、お勧めです。

『遅考術』からの名言

複雑な現象や出来事をきちんと検討するうえで欠かせない専門的で科学的な知識や方法は、直観に反することも多いため、簡単には身につけられず、ときに厳しい訓練を要するわけだ。科学が難しい理由の一つはそこにある。これに対し、陰謀論はそういうのを全部スキップしても、物事の深い真実を理解した気にさせてくれる。でもまさにそこに罠があるんだ。

今日の一言

“ちゃんと”考える機会は減ってますね

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『The Culture Map 異文化理解力』

久々に震えるノンフィクションを読んだ気がします。
こういうことだったのかー---!って、これまでの違和感やモヤモヤを整理してくれたエリン・メイヤーは感謝です。特に「コミュニケーション」と「評価」の仕方にここまで国民性があるとは、目から鱗。

この本は、まずは海外で働くと感じる色んな「違い」がなぜ起きるのかを教えてくれます。そして、その「違い」は乗り越えられると思わせてくれます。

さらに、外国との文化の違いに限らず、国内企業間でも存在するカルチャーギャップを乗り越えていくヒントも存分に提供しています。そして読み進めると、日本の伝統的企業が時代に合わないカルチャーを持ち合わせていることも徐々に感じていくことになります。従業員、特に若手の、が気づいているものの、直しにくいこともカルチャーで説明できます。

果たしてどんなカルチャーがイノベーションに向いているのか。事業成長にどのようなカルチャーが必要なのか、捉え直してみるチャンスです。改めて自社の文化を見つめ直してはどうでしょうか?海外で成功したい人にもマストですね。

『異文化理解力』からの名言

ローコンテクストの文化圏においては、シンプルで、明快で、曖昧さがないことが効果的なコミュニケーションだとされており、多くのコミュニケーターがこの要件に従うが、たいていは十分に自覚的ではない。

今日の一言

要素分解は西洋文化。帰納的に理解して納得したのは東洋の文化。

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『お金のむこうに人がいる』

この本はわかりやすい経済学というより、わかりやすいMMT。

経済学がケインズで止まっている人は読んでアップデートした方がいいかも。

人を助けることで稼いでいるうちは、誰もがハッピーってことでいいでしょうか?つまり、人を助けていない人が害悪ってことですかね。

シニカルに書きましたが、いい本です。

『お金のむこうに人がいる』からの名言

作り出すモノは、形があるものだけではない。サービスや制度、仕組みなど、僕たちの生活を豊かにするものすべてが含まれる。経済活動によって増やせるのは、お金ではなく、人々の感じる生活の豊かさだ。

今日の一言

人の為になる≠働く≠稼ぐ≠儲ける

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『特許破りの女王』

「知財」つまり知的財産とはよく言ったものです。

私たちが考えた成果というのは、財産になり得るのです。

ただ、このブログのように、考えて発表したところで一切の価値を生まないものもあります。むしろ、維持するためのサーバー代がかかるので、マイナスの価値しかありません。

知財や特許などをかじると、個人的にいいアイデアが生まれたりすると、凄い価値があるんじゃないかと思ったりしますよね?

まぁ、それを形にしたり守ってくれる弁理士を主役にした物語です。テーマも今はやりのVTuberなんていうところにあったりして、ちょっとは楽しめます。

『特許破りの女王』からの名言

「疎いもので、説明を頂けると助かります。そもそも、特許とは正確には何ですか?」 「新しい技術を創ったら、それを独占できる権利です。公開することを条件に、国から貰えます。世の中の技術進歩に貢献したご褒美です。」

今日の一言

特許も需要がないと価値がない。

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『Who You Are』

私は何ものか?????????
何を読んだのか忘れてしまう人ですね。

ていうか、読んだそばから沁み込みすぎて、すっかり読み終わったことも忘れて放置してました。という、言い訳はさておいて、Ben Horowitzおじさんの言葉は重みがありますね~中身からすれば需要がなさそうな本ですが、色々と読まれているみたいです。実際にタメになるようなシチュエーションはほとんどないはずなのに、熱くリアリティのある厳しい話。

そんな厳しくてリアルなリーダーシップの本を要約するなんて無理ですが、敢えて自分なりに要約すると:
・文化を作ることがリーダーの役目
・文化とは、リーダーが見ていないときのメンバーの行動
・言葉も大事だが、リーダーの行動が一番伝わる
・強い文化を作りたいなら、ルーベンチュール、チンギス・ハン、武士道、のような偉大な文化と時代を作ったような事例から学ぶ

スタートアップが、奴隷解放のリーダーやモンゴル帝国のリーダーから何を学べるか?そこまでの長い道のりを想像できたりするのだろうか?そんなスケールで物事を見られるだけでも楽しい一冊ではあります。

『Who You Are』からの名言

あなたが下す決定は、ほかのどんなものよりあなたの企業文化に影響する。また同時に、その意思決定のプロセスも文化の核になる。

今日の一言

本質を追求し続けられるのは、よっぽど狂っているかよっぽど勝ち続けているかのどっちか。

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