2015年のイノベーション本ランキング
今年は中間発表ができなかったのですが、今年1年を通じての独断的イノベーション本ランキングをご紹介します。
ちなみに、2013年のベストは『不格好経営』、2014年は『海賊とよばれた男』でした。
今年も同じようなハードコアな傾向になった気がします。リアリティの高いリストです。
2位『GET BACKED』
1位『HARD THINGS』はシリコンバレーで起業し、苦しみながら経営を学んだベン・ホロウィッツが、ビジネス書が避けるような「難しいこと」を惜しげなく伝えてくれます。これを読むと『不格好経営』もカッコイイ感じです。
2位は未翻訳の『GET BACKED』。これは投資家から資金調達をするための具体的な手ほどきを与えてくれる超実用的な一冊です。レビューするには大変な内容なので、遅れてます。でもランキングにいれました。
3位に入れた『チーム・ブライアン』は異色ですが、かなりおススメです。羽生結弦を育てた、というより勝たせたコーチのお話なんですが、枠にとらわれずアイデアを広く持ち、決めたら調整をしながら経験者目線で伴走し切るというのは、成功するための絶対条件ですね。そういう意味では、2位はベンチャーの資金調達を経験者+コーチ目線で、1位の『HARD THINGS』はベンチャーの経営者を経験者+コーチ目線という共通項があります。経験者が失敗も含めて惜しげなく教えてくれる本ばかりでした。
来年もいい本に巡り会いたいですね。
本で学べばいいじゃん『世界最先端の経営学』
『バカヤンキーでも死ぬ気でやれば』世界で戦える