『言ってはいけない』
みんなにとって都合の良い情報、聞きたい情報は溢れています。
美しいストーリーだけがメディアを駆け巡る中、何が真実なのかといえば、多くの人にとって都合の悪い話こそ、なかなか聞けない大切な情報なのだと思います。
『言ってはいけない』に紹介されているのは一部の人にしか知らせれていない次のような都合の悪い話です。
・ 教育には限界があって、遺伝的な運命は存在する
・ 一般的に性差は存在する
・ 人の判断は見た目や話し方で結構決まる
・ 男は案外自分の子供だと思ってるけど違う子供を育てている
などなど・・・
まあ、「そんなこと知ってるわ」という反応もわかりますが、きちんと知らなかったり、科学的な根拠を持っていなかったり。そんな背景を埋めてくれる本です。
調子のいいことばかり言って騙されることを防ぐには知っておいた方がいい「残酷すぎる真実」です。（いうほど残酷じゃないです）
『 言ってはいけない』からの名言
ひとは幸福になるために生きているけれど、幸福になるようにデザインされているわけではない。
今日の一言
都合の悪いことを公表するのが報道で、都合の良いことを公表するのはジャーナリズムだという言葉があるけど、都合の悪いことの方に真実があるケースが多い。
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