『残酷すぎる成功法則』
自己啓発本などには数多くの「ノウハウ」が書かれています。
ものによっては意味がありそうだし、ものによっては効果がなさそうだし、ものによっては害すらありそう。
そのなかでも常識的に受け入れられているような成功法則をきちんと検証して、正しいもの?!を紹介していると言います。
例えば、「成功するにはエリートコースを目指すべき」という常識はどうでしょう?
これに対する答えは、「学業と社会的成功は比例しない」というものです。学校で教えることに従順だと、大成しないと言います。
学校には明確なルールがあるが、人生となるとそうでもない。だから定められた道筋がない社会に出ると、優等生たちはしばしば勢いを失う。
あるいは、「グリットは本当に大切か?」というもの。これの答えは、その通り大切。ちゃんと試行錯誤しながら粘ると、いい結果が出ます。
「ワークライフバランスを取って、幸せになれる?」といった疑問にも答えてくれます。
あまり目から鱗な法則がないのは成功して幸せになる近道がないからなんでしょうね。大切なものは案外身近にありながら得難いものなのかもしれません。
人生で本当に重要な唯一のことは、他者との関係である
『残酷すぎる成功法則』からの名言
ここに問題がある。私たちは選択権を持つことが好きだ。しかし選択をすることは嫌いだ。選択肢があることは、可能性を意味するが、選択することは、その可能性を失うことを意味する。そして選択肢が多いほど、後悔する気持ちも増えることになる。
今日の一言
近道がないことが「残酷」なんだと思う。
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