2025年のイノベーション本ランキング

ついにイノベーションがノーベル経済学賞の対象になりました。そんな1年のランキングです。

諸般の事情で実用的なものばかりを読みましたね。

 

3位発表します!

AIはどのように脳なのか?その前に、脳とは一体何なのか?心とは?

 

2位はこちら
心を持つ人間は、とある状況に置かれると成果を出し、とある状況に置かれると何も生み出さない。それどころか壊れるかもしれません。その状況に対して責任を持つのがリーダー。

1位は未訳ですが、Epic Disruptions。

1位、2位ともにお付き合いのある著者の本ですが、忖度なしです。というより、こんな素晴らしい本を書く人たちと知り合いになっていることに、きっとばあちゃんはあの世で喜んでいると思います。

よいお年を!

『脳・心・人工知能』

今流行りのAI。人間がつくり出すテクノロジーが完成するには、地道で時間のかかる研究と開発、そして命をささげる研究者とその優れた知能が不可欠です。日本におけるAIの先駆け、かつ世界的な研究者のブルーバックスです。読むしかありません。しかも、この本は最初1968年に発刊されたというではないですか。今生きている人の半分以上の人が生まれる前から、AIの概念は存在していたことになりますね。

そんな書だから、とてもわかりやすいし、基本を押さえています。

『脳・心・人工知能』からの名言

機械が賢くなれば、人間もそれに適応して賢くなる。途中でいろいろな軋轢があっても、人間は人工知能を自分のパートナーとして活用し、新しい文明を発展させていくだろう。しかし、楽観は許されない。人は賢いと同時に愚かであり、思い込みも多い。

今日の一言

基本の呪文は誰もが唱えられる

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『なぜ、あなたのチームは疲れているのか?』

リーダーは振り返りに定期的に読みたい。リソースと言えば「ヒト・モノ・カネ」ですが、それ以外の「心理的リソース」に目を向けさせる内容。

昭和にはリソースが他からずいぶん与えられていたのでしょうね。「願いがかなう」から。

『なぜ、あなたのチームは疲れているのか?』からの名言

心理的リソースが奪われると、人はコミュニケーションを避けるようになります。他者とコミュニケーションをとるためには、相手の感情を読み取ったり、相手に伝わる言い方を工夫したりするために、大量の心理的リソースを要するからです。

今日の一言

新しいリソースを手に入れた!

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『Epic Disruptions』

イノベーションに取りつかれている私にとって、ど真ん中の本。

破壊的イノベーションを学んで以来、文明が発展してきた歴史について新たな視点を与えてくれました。それまでは、理系の私にとって歴史は暗記科目で、過去の出来事は関連のないイベントの連続でした。しかし、イノベーション、特に破壊的なイノベーションについてのインサイトが深まれば深まるほど、人類が新たな技術を獲得し、発展してきた経緯は必然の連続で、一つの物語として見えてきます。

「破壊的イノベーション」という言葉を生み出し、その理論を築いた故クリステンセン氏の愛弟子であるスコット・アンソニー氏は11の技術を取り上げ、実に魅力的にその発明と普及(そう、イノベーションとは発明と普及を指します)を語ります。その語り口は実に見事で、テーマがレシピ本であっても、活版印刷であっても、使い捨てオムツや、トランジスタであっても、身近に感じざるを得ません。

スコット・アンソニー氏は、11の「Disruption(破壊・混乱)」という共通したイノベーションを取り上げています。これは、複雑なことをシンプルにしたり、高価なものを安価にすることで既存の市場を変革したり、新たな市場を創造するようなイノベーションであると定義しています。iPhoneのようにいかにも破壊的イノベーションだと認識されているストーリーはさることながら、「科学」そのものも発明され、普及とともに世界を変えていったプロセスを知ることは、私たちの社会を理解し、現在の文明の利器の有難みを感じる以上に、世の中に未だ残る問題を解決するための考え方を示唆してくれます。

また彼は、Disruptionを独立した個人による集団的な営みだと述べています。ここで紹介されている11の物語には、明らかに主人公が存在しているが、同時に周囲とシステマチックに技術を普及させているストーリーとも取れます。新しい発明がいつしか大衆の目に触れて一気に拡がるというのは錯覚で、ニッチな用途から小さく採用され、性能を高めつつ次第にメインストリームになるというパターンは共通項として見て取れるのです。

『Epic Disruptions』からの名言

Remember that technology develops faster than people’s lives change to adapt to the technology. That which is not good enough and that which is too expensive today inevitably gets better and gets cheaper.

今日の一言

歴史は人間界の力の歴史ということは、技術史と切っても切れないですね

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『BtoBマーケティングの定石』

マーケティングというみんなが苦手意識を持つアレですね。しかも、世の中の多くの企業はBtoBな訳ですから、押さえておきたい「定石」です。

特にデジタルの時代、マーケティングは色々な外来語が飛び交う空中戦になりがちですが、定石というだけあって、基本から教えてくれます。

例えば、いきなり「もともと、日本のBtoB企業は、マーケティングという概念が育ちにくい環境に置かれていました。日本国内の市場では、国土が狭いうえ大手企業は都市部に集中しているため、営業担当が足を使えば大きな成果を上げられました。わざわざつかみどころのない「マーケティング」に頼らなくても、フェイス・トゥ・フェイスの人海戦術のほうが安心して任せられたのです。」という私たちの苦手意識の原因を紐解くところから解説してくれますね。

何ごとも「やってる感」で満足してしまうと結果は出ないってことだと思います。

『BtoBマーケティングの定石』からの名言

•Webサイトを改善することで、お客様の「態度変容」を起こすというような提案は妄想としか言いようがありません。

今日の一言

BtoBって日本語で何て言うの?

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『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』

プロジェクトマネジメントは古くから存在する問題。そう、常に仕事上つきまとう困難、てことですね。こういう古くて新しい問題には、新しい解決策が提示されていることもあるし、新しい捉え方が提示されていることもあるので、定期的に読んだ方が良いわけです。「教育」や「健康」も似た類のテーマですね。

で、結論から言うと、決して目から鱗が落ちるということはないものの、表現がわかりやすい。昔のプロマネ本と比較すると、相当にわかりやすく、何をなすべきなのかが書かれているな、という印象です。

基本もしっかり押さえた上で、名言も多いし、具体性も高いです。

プロジェクトマネジメントがなぜ重要で、なぜ難しいのかといえば、以下の本質になると思います。

スタートとゴールが決まっている
不確定要素が多い
異なる立場や専門性をもつ人が分業してかかわる

その本質をとらえた上で、

プロジェクトマネージャーに選ばれる人はビジネスパーソンとして基本的な実務能力や交渉力が高いことが多く、また観察眼も鋭いことからプロジェクトの色々な不備に気がつきがちです。責任感もあるため、「自分がやらなければ」となにもかも手を出してしまい、これがかえってプロジェクト全体での対応が遅れリスクを増大させることもあります。

というスキル上の元も子もない能力がキモなのですよね。

能力向上は個人のさまざまな努力の結果身に付くものですが、どんな力が必要なのか、まさに基本がわかりやすい一冊です。

『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』からの名言

•交渉の前面に立たないプロジェクトマネージャーは各関係者から信用されないため、プロジェクトの継続性にも支障をきたします。

今日の一言

基本は基本。わかりやすさは改善できる。

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