バカヤローとイノベーション『ホンダ イノベーションの神髄――独創的な製品はこうつくる』


ビジネス書が嫌いだけど、最近の会社や上司、部下に不満がある人にはおススメです。
ホンダでのエアバッグ開発経験から編み出した著者によるイノベーションの「神髄」とイノベーションを阻む「バカヤロー」は一読の価値アリです。
ホンダの「ワイガヤ」や「三現主義」など形だけ知るのとは大違い。そこではどこまで深い話をしているのか、どんな目的でやっているのか、そういう理念を徹底する力が求められることを再認識させてくれます。
特に、イノベーションとオペレーションの違いは再三登場しますが、これ重要。
非連続な違いを生むのか、連続的で確実な差を生むのか。想い・情熱か、論理・記憶力か。優秀か、異端か。イノベーションの神髄はこうやってオペレーションとの対比からくっきりしました。
『ホンダ イノベーションの神髄――独創的な製品はこうつくる』からの名言

こうして自分の身の丈以上の重要な仕事を任された若い技術者は、誇らしさと責任の重さを感じ、目標の高さに圧倒され、そして全ては自分に懸っていることをかみしめながら、「二階に上げられて、はしごを外された」と口にするのである。

気づいたこと
理念を形式知化することの重要性
今日の一言
やっぱり「おやじ」ってカッコイイ。
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