「日本式モノ作りの敗戦」


日本の製造業は力があるのか?それとももうダメなのか?
色々と議論がされているようですが、野口さんはこれまでかのダメ出しです。読み終わる頃にはどんな批判に対しても却って鈍感になるかも知れません。それ位、よく調べられています。もし、まだ日本の製造業は国際的に競争力があると思っているのなら、この本を読んだ方が良いでしょう。
特に、日本のマネジネント・リーダシップにこれまでかのダメ出し。よくもここまで調べたと思います。取れるべき判断を後伸ばしにしたり、他社と横並びの決定を行ったりと。
そして、日本の政治家や政府に対しても、既に雇用されている雇用者を保護し、これからの雇用に対しては無策すぎると言います。
しかし、タイトルを注意深く読むと、敗けているのは日本式なのであって日本人や日本そのものではありません。ましてや日本の技術でもない。急に「技術が劣化した」わけではないのです。
『 日本式モノづくりの敗戦』からの名言

日本の半導体産業が敗れたのは、技術が劣化したからではない。優秀な(正確には優秀すぎる)技術者を経営者がコントロールできなかったからだ。そして、ビジネスモデルを転換できなかったからだ。

気づいたこと
2011年特許ランキング2位はパナソニック、4位はシャープ。
今日の一言
やっぱりKindle は読みやすい。

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