『キーエンス解剖』ていうか死亡解剖くらいかな

秘密のベールにくるまれた高収益企業「キーエンス」を記者が追った本。
新聞記者と言えば、表面的なことを追って煌びやかに読まれる内容をドラマチックに書く、といった偏見がありました。ですが、キーエンスという会社が謎すぎて(著者はそれなりに接点ありますが)、淡々と得られた情報を繋ぎ合わせるだけでも魅力的な一冊に。
新聞記者による経営書で思い出すのは、ジェシカ・リビングストンによるFounders at Work ですが、そのくらいどんどん嵌っていって欲しいですね。というのも、キーエンスのような会社は「当たり前のこと」を「徹底的に」やっているからです。ある意味、これが経営の極意かもしれません。
『キーエンス解剖』からの名言
キーエンスOBと話していても、「目標意識」「目的意識」「問題意識」という言葉が頻繁に出てくる。
今日の一言
凄い人は身近にいるし、凄い会社は日本にもある。青い鳥より日々のルーチン。
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『47原則―――世界で一番仕事ができる人たちはどこで差をつけているのか?』

この本が一番いいのは、本人が手掛けた翻訳本であること。
トップのコンサルファームで身につけたスキル、といった本はいくつもありますが、本人が書き、本人が日本語で届けるという内容が貴重です。大前研一以来?ですかね?
もちろん、どれも納得できるし、コンサル以外のビジネスマンに役立つ内容です。読みにくい翻訳本に飽きたらぜひ。
『47原則』からの名言
どの原則も、実践すること自体は難しくないと思います。ただし、「どの原則も明日から即実行できるけれど、本物の能力として完全に習得するまでには時間がかかる」ことを忘れないでください。
今日の一言
本物の超一流から学べる機会は少ない
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