『バイオベンチャーがこれから成長するために必要な8つの話』

ふむふむ、バイオベンチャーを取り巻く環境は?!

特にアメリカと違うのはこういうところなのか!

という本。勉強になりますね。

というのも、日本にVCができたのはアメリカに遅れること26年。そのまま、いろんなことが20年遅れくらいで起きているそうです。

『バイオベンチャーがこれから成長するために必要な8つの話』からの名言

バイオベンチャーの最終ゴールは上場ではなく、医薬品を創出し患者さんのもとに届けることにあります。上場はあくまで通過点であり、その後の更なる成長を促進させるためのステップです。

今日の一言

何ごとにも遅すぎることはないけれど、何ごともアメリカ以外の基準もあるます。

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『1冊目に読みたい DXの教科書』

DXって何?とか、そもそも何で?とか、そういう基本的なこと皆な知らないでやってるよね?  っていうところを上手にカバーしてくれる本、そしてタイトルです。

まずは定義から。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は、2004年にエリック・ストルターマン教授が提唱した、DigitalとTransformation(X)を組み合わせた言葉です。

この定義に留まらず、DXは再定義されているようですね。社会のDX、行政のDX、企業のDX、の3つに細分化されたのも興味深いです。

この本の最大の意味は、手段としてのデジタルではなく「価値」を中心においている点です。例えば「提供価値フレームワーク」というものを紹介しています。

顧客の実現したいことを軸に、あるべき姿を描き、阻害要因などを踏まえた打ち手を考えるフレームワークです。

図解が多くて本当に敬服します。

『DXの教科書』からの名言

リーンスタートアップのデメリットは、プロジェクト開始時に開発範囲、コスト、開発期間が確定しないためリスクが見えず、従来の投資判断では評価しにくいことです。しかし、従来のプロセスにおいても、正確に見積もれないリスクは存在し、開発サービスと顧客ニーズのギャップの表面化を先延ばしにしているだけとも言えます。

今日の一言

大人になっても教科書読んだって恥ずかしくないよ。

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『医療現場の行動経済学』

医学は、自然科学に近いかもしれないけれど、患者や医師が人間である以上、医療は社会学に近いのかもしれません。

ある米国の研究では、ガイドラインで推奨された医療を受けていた患者は全体の55%であったといいます。提供側のバラツキもありますし、受ける側の受容性もあります。「あらゆる情報を客観的に」と評論家は言いますが、現実的にはそうはいかないことを私たちは知っています。

そんなときの行動経済学。医療現場で起きているさまざまな問題を行動経済学的な見地から見ると、本当に面白いものです。解決できることも多いのではないでしょうか。

まずは私たちが完全に合理的な判断を行わないことを認識する必要がありますね。損失回避や、現在バイアス、社会的選好などのバイアスがあります。

また、合理的になろうとしても、限定合理性しか持ちえません。情報過剰による負荷やサンクコストバイアス、メンタルアカウンティングを行ってしまいますし、判断にもヒューリスティックスが絡んでくることを知っていると、より私たちのQOLも高まるのでは?

『医療現場の行動経済学』からの名言

現在は、日本でも減量を目的としたスポーツジムで、コミットメントをうまく利用したライザップが非常に成功しているのと同様に、生活習慣形成の行動変容には行動経済学的な考え方が有効であると考えられる。効果が期待されているのは、ナッジであり、それらをいかにこの分野の行動変容に取り組めるのか、ということを意識しながら医療従事者、患者ともに考えていくことが大切である。

今日の一言

行動経済学はそのうち義務教育になってもよいのでは?

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『スタートアップ・マネジメント』

読むの大変すぎ。

横書きでびっしりだし、ちょっと翻訳もぎこちないし、もしかしたら原文で読むべきだったかも。中身は貴重。滅多に書いていないような、リアルにスタートアップを経営する上で気になるようなことが書いてあります。

目次を見れば、ストーリーテリングや人的資源の構築、エクセキューション、取締役会の組成とリード、自己管理や会社の売却など、コアでリアルな経験で書かれていることがわかります。

『スタートアップ・マネジメント』からの名言

CEOは週に何十ものミーティングに出席する。ミーティングの有益さと生産性を保つことは非常に重要であり、「ミーティングに忙殺される」ことは避けなければならない。

今日の一言

読んでみると価値は大きいけど、ROIは低いかも。

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『医療者のスライドデザイン』

いやぁー。タイトル完璧ですね。

医療関係者だってスライドつくるんですよ。いっぱい。

でも、正式に習ったことなんてないし、全員我流だったりするし、先輩や上司からただ単に綿々と受け継がれているわけです。古いデザインが。

実例も交えて、かなり具体的。

結局、デザインって使い手(スライドの場合は聴衆)に、脳を使わせずに理解を促進するものだから、医療関係かどうかはあんまり関係ないんですけど、それがズバリと具体的に説明されていて勉強になりました。

『医療者のスライドデザイン』からの名言

背景に色を加えることで表現の幅は広がりますが、気を遣うポイントも多くなってしまいます。

今日の一言

スライドって奥深い割に職人がいないかも。

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『メンタル・コーチング』

WBCで日本が優勝したのは偶然なのか必然なのか?
当然、勝負にこだわるなら必然性の高い勝ちを追求したいところ。
それを個人レベルで行うのが、選手だとすれば、チームというレベルで行うのがコーチの役目。

筆者の白井一幸さんは言わずと知れた名コーチ。栗山監督をサポートしたという脇役感もありますが実際のコーチングとセオリーには定評があります。

選手を「信じる」とはどういうことなのか。
「常勝」を目指すということ。
どういう言葉をかけるべきなのか。

リーダーを目指すなら、そして勝つためには知っておきたい。

『メンタル・コーチング』からの名言

もちろん、「コーチ」になれば自動的に「コーチング」できるわけではない。

白井一幸

今日の一言

毎回勝とうとすることと、毎回勝つチームをつくるのとでは目標が相当違う。

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