『イースタニゼーション』

覇権国家として中国が台頭しているのか?アメリカは今後どうなるのか?西欧諸国はどうなっているのか?   

日本に住んでいるとそんな疑問は持たないかもしれませんが、アメリカにとっては切実な問題かもしれません。あるいはこれから中国市場に活路を見出すべきなのか考えているビジネスマンにとっても重要な問いだと思います。

中国を中心に世界の重心がアジアへとシフトしていることは間違いのない事実で、これまではヨーロッパ的な世界観から東洋的な世界観へと変わっていくことになるでしょう。

そんなことを示唆する兆しを、アメリカの政治的な視点から解説しているのが本書です。

面白かったのは、ユーラシア大陸にまたがるロシアですらヨーロッパに近づこうとしたり中国に寄ったりという歴史があるということだったり、日米欧という既存の三極視点にはない視点を提供している点です。

『イースタニゼーション』からの名言

一五〇〇年以降の五〇〇年間、ヨーロッパ諸国間での競争が世界情勢を決定づけたのと同じく、アジア太平洋諸国同士の敵対関係が二一世紀のグローバル政治を方向づけるだろう。

今日の一言

世界は小さくなっているので、あまり東西は違いがなくなるのかな。

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