『反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』


世の中は、見通しが立たないものかもしれません。技術が発達して、いろんなことが予測可能になり、コントロール可能になると、不確実な未来は不安としか感じない人もいるでしょう。
そんな時に、役に立つのが「反脆弱性」という考え方、というより目指す姿でしょうか。
私たちは、世の中の変化や、意外性に対して、硬直的な対応をしてしまいがちです。つまり安定を前提に、最適化したシステムを作り上げてしまいます。このようなシステムは、大きな変化が起きたときの損失が大きく、「脆弱」なシステムです。そういうシステムは脆弱だと気づき、変化に強いシステムを作るかもしれません。そういうシステムは「頑健」だと言われます。ところが、変化が大きければ大きいほど、メリットを受けるシステムもあります。そういうのを「反脆弱」だとナシーム・タレブさんは言うのです。過去に同じようなことがなかったからと言って、将来起きないとは限らないということを、私たちは大震災でしりました。かつてない津波。過去に事故を起こしていない原発の事故。そういう事象は『ブラック・スワン』にも書かれています。
そういう過去から導けない未来がきっと来ます。
そして、そういう未来を創った方が楽しいと思います。
ちょっと長いけど、名言の多い一冊です。
『反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』からの名言

実践家は書かない。実践する。鳥は飛ぶ。

実際のところ、世の中の最大の間違いは、理解不能なものを不合理なものと勘違いすることだ。ニーチェも同じようなことを言っている。ある意味では、見えないものを存在すしないものと勘違いする、七面鳥問題と似ている。「証拠がないこと」を「ないことの証拠」と間違えてしまうのだ

今日の一言反脆弱性を知るには、一度壊れるのが早い。

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